Googleドライブファイルストリームが公開

Googleドライブファイルストリームが2017/09/26(日本では09/27?)に公開されました。
G Suite管理者ヘルプを参考にし、動作確認を行った感じを注意点などに書いていきます。

▼Googleドライブファイルストリームの簡単な説明

今までのGoogleドライブアプリはPC内のデータとGoogleドライブとを同期しますが、PCのディスク容量も消費することとなります。
操作は同期を取っているPC内データもしくはWeb版Googleドライブを操作する必要があります。

GoogleドライブファイルストリームではPC内のデータとは同期しませんので、PCのディスク容量を消費することはありません。
操作はGoogleドライブファイルストリームとしてマウントされたディスク内を操作するかWeb版Googleドライブを操作する必要があります。

▼インストール要件

・Windows:Windows7以降の正規版OS。Windows Serverはサポートされていません。
・Mac:El Capitan(10.11)以降。

▼インストール手順

・Windowsの場合
1.Windows版Googleドライブとバックアップと同期をアンインストール。

2.GoogleDriveFSSetup.exeをダウンロードします。

3.ダウンロードしたGoogleDriveFSSetup.exeをインストールします。

4.インストール後は以下の様な感じにマウントされます。

 

 

 

 

 

・Macの場合
1.Mac版Googleドライブとバックアップと同期をアンインストール。

2.GoogleDriveFileStream.dmgをダウンロードします。

3.ダウンロードしたGoogleDriveFileStream.dmgをインストールします。

 

▼注意点など

・Googleドキュメント、スプレッドシート、スライドなどWebUIにて操作を前提しているファイルの操作を行うことはできません。
・Googleドライブにて「共有」を行っているファイルにはオーナー権限が付与されているので、移動はオーナー権限所有者が移動する必要があります。
※オーナー権限所有者とはファイルオーナーのことであり、管理者ではありません。
・Googleドライブにて「共有」を行っているファイルはGoogleドライブファイルストリームから操作が出来ません。
Googleドライブファイルストリームにて操作を行う必要がある場合は、チームドライブを利用してください。
・GoogleドライブファイルストリームはGoogleドライブアプリではありませんので、PCデータと同期処理は行いません。
・Googleドライブファイルストリーム内のフォルダ容量を調べる手法はありません。
・Web版Googleドライブにて「版を管理」が行えますが、単位はファイルとなります。フォルダの版管理は行えません。
・ファイルを削除した場合、Googleドライブのゴミ箱に入ります。一定期間の後、自動的にゴミ箱からも削除されます。
・ネットワークが切断されるとGoogleドライブファイルストリームも切断され、マウントが解除されます。
タスクトレイから再ログインを行ってください。

 

 

 

 

 

 

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