CactiでNetScreenを監視

2013年8月2日

CactiでNetScreenのリソース監視を行う場合は、以下のサイトで公開されているテンプレートを利用すると便利です。

http://sbanana.seesaa.net/article/122406658.html

公開されているのはCacti 0.8.7d用ですが、0.8.7でも0.8.8aでも対応可能です。
このテンプレートを利用することにより、以下の監視項目が利用出来る様になります。

  • CPU
  • Memory
  • Session

※Interfaceは標準テンプレートを利用。

テンプレート適用手順

1.テンプレートのダウンロード。

2.適当なディレクトリでテンプレートを解凍。

3.Cacti設定の変更を行います。
(a)Cactiにログインします。
(b)[console]→[Configuration]→[Settings]→[Paths]を選択します。
(c)[snmpget Binary Path]をsnmpwalkのパスに変更します。

4.CactiへNetScreenのテンプレートを追加します。
(a)[console]→[Inport Templates]を選択します。
(b)[Import Template from Local File]にてテンプレートを指定します。
テンプレートは一つずつ以下の順に指定します。
※一度に全てインポートすることは出来ません。

cacti_data_template_netscreen_cpu_usage_1_minute.xml
cacti_data_template_netscreen_cpu_usage_5_minute.xml
cacti_data_template_netscreen_cpu_usage_15_minute.xml
cacti_data_template_netscreen_memory_allocated.xml
cacti_data_template_netscreen_memory_fragment.xml
cacti_data_template_netscreen_memory_left.xml
cacti_data_template_netscreen_session_active.xml
cacti_data_template_netscreen_session_failed.xml
cacti_data_template_netscreen_session_maxium.xml
cacti_graph_template_netscreen_cpu_usage.xml
cacti_graph_template_netscreen_memory.xml
cacti_graph_template_netscreen_session.xml
cacti_host_template_netscreen.xml

5.追加完了。

6.その後。
[Devices]にて対象NetScreenを追加する際に[Host Template]に[Netscreen]を選択してください。

尚、Cacti0.8.7の時は必要なかったのですが、0.8.8aの時はOIDの末尾に『.0』を追加しないと、CPU・Memory・Sessionの値が取得出来ない現象が発生しました。
[console]→[Template]→[Data Templates]を選択し、各NetScreenのテンプレートの修正を行ってください。