Windowsのシステムファイル修復機能

2013年8月2日

Windowsを利用中に、「何か動きがおかしい」と感じたらシステムファイルの修復機能を使ってみましょう。
コマンドプロンプトで『sfc /scannow』と実行すればシステムファイルが修復されます。お手軽です。
但し、修復されないシステムファイルがあった場合、システムの復元やリカバリなどを実行しなくてはいけません。

 実行手順

1.管理権限でコマンドプロンプトを起動します。

2.sfc /scannow と入力して、Enter。

sfc1

3.システムファイルの整合性チェックが開始されます。
この時にファイルの不整合が発見されると、自動的に修復されます。

sfc2

4.正常に終了すると、以下のメッセージが表示されます。

sfc3

もし、修復されないシステムファイルが存在したのなら、%windir%\Logs\CBS\CBS.logのログファイルを確認してください。

 

 ログファイルの確認方法

1.管理者権限でコマンドプロンプトを起動します。

2.以下のコマンドを入力し、Enter。
※ファイルの吐き出し先やファイル名は任意。

findstr /c:"[SR]" %windir%\Logs\CBS\CBS.log >"%userprofile%\Desktop\sfcdetails.txt"

3.ファイルの中身を確認すると、どのファイルが破損しているかわかる。