自転車に乗れない我が子を乗れるようにする

情シスとは全く関係ない話。

三輪車で乗り物スタートした我が子ですが、中学入学直前まで成長と共に2回ほど自転車を購入して練習してましたが、小学3~4年の時に挫折。

挫折した理由は明確で、近所に交通公園という名の公園があり、そこでは無料貸し出しの自転車を利用し、練習することができます。

小学低学年までは、周りの子供と一緒に練習できるのですが、さすがに中学年位になると、自分より年下の子がすいすい乗れるけど自分は乗れない。挙句他の子から笑われたりしてました。

そんなこんなで、挫折した時から中学直前まで自転車に乗れず、親としてもやる気のないまま自転車を購入しても無駄金になる状態なので、購入をしなかった状態です。

 

 

さすがに

中学では行動範囲が広がるわけですし、色々な場所に行って青春してもらいたいわけなので、さすがにこの年齢まで来ると、昨年末から「自転車乗れない状態だと、この先苦労するよ?」と少しずつ圧力を掛けていきました。

最終的には「中学入学前の春休みがラストチャンスかもよ?」などなど。

子供的には聞きたくない話題だと思うけど、この先苦労するのは自分なので、それを他責しないように注意してた。

んで、今回

ようやく重い腰を上げれたようなので、「自転車練習しようかな。。。」という声が聞けた。

中学入学前の春休みがラストチャンスの機会に。

考察

我が子が自転車に乗れないのはなぜか?と考察。

・乗り物スタートが三輪車だったので、バランス感覚が養えてないのでは?
→確かにバランス感覚鈍いな。。。

・基本的な腕力とか脚力が弱い
→現代っ子?

・初動の踏み込み時にハンドルがグラグラぶれる
→踏み込みに意識が集中しすぎて、ハンドルに意識が回らない?

自転車選定、そして購入

まず教える私が軽快車(ママチャリ)のハンドル経験が少ないので、教えられないw

個人的にもママチャリのハンドルってバランス取りにくいんじゃね?と勝手に解釈。なのでシティサイクル。

大きさは自転車屋さん曰く、24インチだと小さいとのことで26インチ。

脚力とかが無いので、踏み込み時を楽にするために、外装6段変速をチョイス。

まとめると

シティサイクル、26インチ、外装6段変速の自転車を購入。

 

練習先選定

さて、自転車買ったので練習先選定。

さすがに交通公園だと恥ずかしいと思うし、貸与自転車以外の走行はダメらしいので、今回は人気が少ない近所の公園を練習場所とした。

この公園は半分は野球練習場、半分は芝生で構成されており、駐車場から野球練習場までは車1台分以上の道があり、芝生側の周囲は幅2m位の道が作られているので練習先としても上々。

練習1日目

さて、練習1日目。

まずは自転車にまたがり、足で地面を蹴りながら片道50m位を行ったり来たり。
ここでは補助側となる私がサドルの後ろを支えてバランスを取ってあげるようにして、ハンドルを進路方向にすることを説明。

バランスが取れそうだな~?という段階で、次にペダルを踏み込みながら練習。
初回からしばらくは、左足で地面を蹴った次に右足でペダルを踏みこむ、ということ何度も何度も伝える。
もちろんこの状態でも補助側はサドルの後ろを支えてバランスを取ってあげる。

「ペダル、ペダル、進路方向見て~、ハンドル、ハンドル。おーい、どっちに行こうとしてるの?」ってな感じです。

練習1日目終了。時間にして2時間位。支えながらも10m位走れた。

「昔もこんな感じだったな~、今回は大丈夫かな~?」と思いつつ次回に期待。

練習2日目

練習1日目の振り返りで同じことをやりつつ、バランスが取れてないな~と感じたら、ペダルを利用せずに足だけで乗り進んでもらう。慣れたらペダルを利用するという感じ。

練習2日目からは、徐々に支える力を少な目にしていく。

ギア車を選んだので1速にして踏み出しの力が少なくてもペダルが回せるので、ここでギア車の威力を感じる。

段々と支える力を少なくしていくうちに、ほぼサドルを触っているだけの状態で私が自転車の隣で伴走する状態に。

私はマラソン走者ではないので、そんなに連続して走れないのですが、気づいたら私を放置して自走している状態に!

練習2日目終了。今回も2時間位。自走できるようになった。

勝手にまとめ

以前までの練習が嘘のように短期間で自走できる状態になった。

思えばキッズ用の自転車って変速ギアなどが装備されている訳でもないし、どれも同じような感じでしたのでキッズ用の自転車も大人と同じような装備があれば良いかな~と思ったり。

でもまぁ、小さい頃から自転車に乗れるようになっておくと、しばらく乗らない時期があっても身体は覚えているので早く乗れるのに越したことはない。

逆に我が子の様に大きくなってから練習したりする場合や、大人になっても乗れない方は今回の様にギア変速付きの自転車を選ぶとペダルの踏み込みが楽なので割と簡単に乗れるようになるのでは?と感じます。

今回の練習で我が子が自転車を倒したのは1回のみ。本来であれば練習で何度も倒れて傷を作りながら覚えていくのだと思うけど、ケガが無い方がいいよね。この先の人生はわからないけど。

私の様に特に苦労もせずに乗れた人からすれば、なんで乗れないかを理解するのが難しかったりするので、乗れない原因を考察してみるとどこかにヒントがあるかもしれません。

あと、幼少期に祖父母などから三輪車をプレゼントしてくれる機会があるかもしれませんが、それは頑なに断って、ペダル無し自転車(ストライダーなど)で経験を積んだ方が良いと思います。

 

さて、急制動(急ブレーキ)とかギア変速方法はこれから練習となります。

仮免許一歩手前のような状態なので、車通りの少ない道路などを利用しつつ、事故無く経験を積んで行ってもらいたいです。

自分で乗れた時の笑顔は素敵でしたw