WIndowsServer2012のHyper-VをWindows7のHyper-Vマネージャで管理する

非ドメイン(ワークグループ)環境に稼働しているWindowsServer2012のHyper-VをWindows7にて管理する。
WindowsServer2012R2では現時点(2013/12/25)でクライアント環境からHyper-Vを触るにはWindows8を利用しなくてはならない。

今回はServerCoreで動作しているWindowsServer2012のHyper-VをWindows7にて操作出来るようにする。
※色々検証してて、手順が抜けている箇所があるかもしれませんが、その時はご指摘ください。

サーバー側

予めWindowsファイアウォールを無効、もしくは例外リストに追加する

1.インストール済みの機能と役割の一覧

インストール状況を確認

powershell
Get-WindowsFeature

2.Hyper-Vサーバー インストール

※ローカルからインストールする場合は、『-ComputerName <computer_name>』は要らない

powershell
Install-WindowsFeature -Name Hyper-V -ComputerName <computer_name> -IncludeManagementTools -Restart

インストール済みの機能と役割の一覧で再度確認すると、Hyper-Vにチェックが入っている

3.管理クライアントの情報をhostsに書く

cd C:\Windows\Sysmtem32\Drivers\etc
notepad hosts

※※※ここからは先にクライアント側でhvremote.wsfをダウンロードし、共有しておく※※※

4.クライアント側からhvremote.wsfをコピー

クライアント側の共有フォルダをXドライブとして認識させ、hvremote.wsfをコピー

net use X: \\(クライアント名)\(共有名)
X:
copy hvremote.wsf C:\tools\

クライアント(Windows7 SP1)側

1.HVRemoteダウンロード

http://code.msdn.microsoft.com/HVRemote/Release/ProjectReleases.aspx?ReleaseId=3084

2.hvremote.wsfを適当なフォルダを共有し保存

ここではC:\tools\hvremote内に保存した。

3.Hyper-Vサーバの情報をhostsに書く

C:\Windows\Sysmtem32\Drivers\etc\hosts

4.Hyper-V管理マネージャをダウンロードし、インストール

http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=7887

※[コントロールパネル]⇒[プログラムと機能]⇒[Windowsの機能の有効化または無効化]にて
[リモートサーバー管理ツール]⇒[役割管理ツール]⇒[Hypwe-Vツール]を有効にする

5.DCOMアクセス権の変更

AnonymousUserがDCOMにアクセス出来る様にする

cscript hvremote.wsf /anondcom:grant

6.Hyper-Vサーバーの管理者ユーザのログイン証明書を管理クライアントに登録

cmdkey.exe /add:(サーバー名) /user:(サーバー名)\(管理者ユーザ) /pass:(パスワード)

7.クライアントにインストールしたHyper-Vマネージャで接続してみる