Googleドライブが更なる進化へ『Drive File Stream』

2017年9月14日

Googleドライブといえば便利なクラウドストレージとして有名ですが、DropboxやBox、One Driveなどもそれぞれの良さがあり、言わば激戦区となってますね。
しかし、Googleドライブは端末のデータを同期させようとすると同期にPCパワーが利用されたり、結局PC内の容量まで消費されてしまう。
GoogleドライブとWebDAVクライアントを利用すれば同期せずにネットワークドライブとして割り当てる事が可能ですが、実際にやってみると遅かったりセキュリティはどうなってしまうのか考えるのも面倒くさい。

G Suite Business契約でのGoogleドライブは容量無制限で、他のクラウドサービスの容量無制限プランと比べると最も安価ですが、使い勝手といえば他のクラウドサービスより一歩で遅れている感があります。
そんな中で『Google Cloud Next Tokyo』で公開された情報でGoogleドライブの更なる進化が見えてきました。

Team Drive

Googleドライブは個人アカウントがベースで組織で利用するには共有するというのが一般的でした。
また、各ファイルのオーナー権限は個人アカウントに紐づいているので、オーナー権限保有者が退職するとなると、権限の移行を行わなくてはならなかったりして面倒。
そこでTeam Drive。
チームドライブのファイルのオーナー権限は組織が保有になり、管理者がファイル権限付与が行えます。

また、Google Vaultを利用してGoogleドライブ内のファイル監査も可能となってます。

 

Drive File Stream

待ってましたの機能です。
2017年8月現在は早期利用プログラムに申し込まないと利用が出来ないらしいのですが、Googleドライブをそのままネットワークドライブとして利用可能になります。
Team Driveと合わせることで、容量無制限のファイルサーバの出来上がりです。もちろんこちらも監査機能付き。

早期利用プログラムの申し込みはこちらから。
他の記事によると数日で返答が来る場合や、1か月ちょっとで返答が来た場合とバラバラですが、Googleからの返答に期待です。

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追記:2017/08/23
約1週間ほどで早期利用プログラムの承認が取れました。

こんな感じに出来ます。

 

 

 

 

 

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