サポート期間終了について
2013年05月31日現在、WindowsXPのサポート終了の2014年04月09日まで一年をとっくに切れました。
世間ではWindowsVista/Windows7/Windows8への切り替えのニュースが出たりしてますが、コストが掛かるので中小企業だけではなく、大手でも大打撃なのではないでしょうか?
私の勤めている会社(従業人数100名以下)では、Windows7への切り替えを進めております。この記事を書いている現段階ではほぼ全ての正社員のPCをWindows7に移行しております。
もともと恵まれた環境なのか、PCリプレース間隔が2年程度となっておりますので、徐々にWindows7に移行してきたのが幸いでした。しかしアルバイトなどに関してはまだまだWindowsXPは健在です。これは正社員から引き揚げたPCをWindows7にアップグレードして渡す予定です。
と、ここまで書きましたが、同時期にOffice2003のサポートも切れます。
これはソフトウエアなので、あくまでもOSに比べるとダメージは少ないかもしれませんが、Officeには当たり前ですがライセンスというものが存在します。このライセンス、高いです。。。しかし、正規にライセンスを購入しないと後でしっぺ返しが来て泣くのは、自分であり、会社であります。大変ですね。経営層から見ると安価な互換性ソフトウエアで十分なのでは?と追求を受けたりしますが、私が検証を行った有名どころの互換性ソフトウエアはあくまでも互換性なので、従来のOfficeで作成されたファイルを読み込むと、レイアウトが崩れたり、文字が欠損したりと、とても従来の業務に適したソフトウエアではないと感じます。
互換性ソフトウエアで賄える場合は、同一環境で完結できること、もしくはユーザー(お客様含む)が文句を言わない、ということで限られた環境だけではないでしょうか?
WindowsXPやOffice2003のサポート期限が切れて影響を受ける範囲は、他サイトでも色々書いてありますが、脆弱性を突いたウイルス感染と関連製品までもサポートが切れてしまう恐れがあるということです。
ウイルス対策ソフトは最新にしているとしても、ウイルスは日進月歩です。対策ソフトが対応していないウイルスが侵入するなど当たり前の時代になっております。
まぁ、2014年問題とはよく言ったものです。
ここまで世界に浸透したツールなので、電気・水道などの様にインフラと同様な気もしますが、ここは企業。何十年もサポート等せずに新商品を投入して利益を上げていかなければならないのも現実です。
そういえば2014年問題といえば、翌年の2015年にも大きな問題があります。
2015年07月14日です。
ほとんどのWindowsServer2003のサポートが切れます。
2014年はクライアント環境でしたが、2015年はサーバー環境です。最近ではWindowsServer2008も定着しておりますが、まだまだWindowsServer2003環境も多いのではないでしょうか?
2013年度中にWindowsXPとOffice2003の対応を終わらせ、2014年度中にWindowsServer2003の対応を終わらせなくてはいけないので、情シス担当者は面倒ばかりですね。
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