タスクスケジューラから実行されるプロセスの優先度を変更する
Windowsのタスクスケジューラからプログラムを実行した場合と、手動でプログラムを実行した場合では、プロセスの優先度が違う事がわかった。
通常のタスクスケジューラで実行した場合、プロセスの優先度が「7」となっており、これは「通常以下」で実行するという意味となります。
手動で実行した場合は「6」となっており、これは「通常」の優先度で実行するということなので、処理速度も変わってきます。
タスクスケジューラでの優先度(Prioryty)はこのページにて確認出来ますが、以下の様になります。
Priority | 優先度 |
0 | リアルタイム |
1 | 高 |
3 | 通常以上 |
6 | 通常 |
7 | 通常以下 |
9 | 低い |
この優先度をタスクスケジューラ実行時に「通常以下」から「通常」に変更して、処理を向上させる方法が以下となります。
1.現在設定しているタスクスケジューラをエクスポートします。
2.エクスポートしたxmlファイルをテキストエディタで開いて、<Priority>の中に書かれている数字を「7」から「6」に変更し、保存します。
3.タスクスケジューラにてエクスポートしたタスクを削除します。
4.保存したxmlファイルをタスクスケジューラにインポートします。
5.タスクの作成が表示されるので、「OK」を押します。
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