WindowsServer2012にStartMenu8を入れたら大変な事になった

以前の記事にてWindows8のスタートメニューにIObitの「StartMenu8」が扱い易かったと書きました。
それをWindowsServer2012にもインストールして、しばらく(数か月)問題が無かったのですが、ある日突然大変な事が起きた。

現象

ログインしてしばらく経つと、エクスプローラーが大量に起動して、CPUが90~100%まで上昇し、何も触れられない状態に陥った。利用中のWindowsServer2012はホストOSとして起動させていたので、ゲストOSまで影響を受けた。

確認

サーバーを強制再起動しても、同様な現象が出たので、WindowsServer2012の不具合として調査を行ったが、特別ヒットする情報は見つけられなかった。
ウィルス感染の疑いもあったが、定期スキャンも実施しているし、余程の事がなければ外部に接続はしない状況だった。
そして、色々チャレンジすると、ログイン後、数十秒間は発生しないことが分かった。
そこでログイン直後にタスクマネージャにてプロセスを確認すると、「check」というプロセスが複数起動していく事が確認でき、それがCPUを消費しているようだった。

色々情報を探ると同じ現象にあった人がいた。
IObitの「StartMenu8」をWindowsServer2012に入れた事が問題だったようだ。
ここで勘違いされては困るが、IObitの「StartMenu8」が悪いのではなく、対応していないWindowsServer2012に入れた自分が悪いということ。

StartMenu8をWindowsServer2012に入れたらエクスプローラー開きまくって大変なことになったという話

対応策

この状態でIObitの「StartMenu8」をアンインストールしなくてはならない。
CPUが大量消費されてしまうので、すばやい対応が必要。

1.ログイン後、タスクマネージャを起動。

2.すばやく、「check」プロセスを見つけ出し、そのプロセスを強制終了。「check」プロセスは殺しても復活してくるので、強制終了を繰り返す。

3.プロセスを強制終了していると同時に、コントロールパネルの「プログラムと機能」を起動させ、IObitの「StartMenu8」をアンインストール。

上記の動作をすばやく行わないと、CPU消費が激しくなり、何も操作を受け付けなくなるので、ログイン後30秒以内で行う事がベストかもしれない。
IObitの「StartMenu8」をアンインストール後は正常動作となります。
後々イベントログを確認すると、Explorer.exeがハングアップを繰り返してたので、恐らく[ハングアップ]⇒[起動]を繰り返し発生していたのでは?と思われます。